畑を借りた
高校の裏に広い農地があって、マラソン大会が近づくと体育の時間に広い畑の周りのコースを何周も走らされていた。
野焼きをしていることもしばしばあって、煙を深く吸い込むせいで次の時限の授業は皆ひどく咳き込んでいたのが懐かしい。
家が高校と近く、時間が空くと畑の周りをよく散歩する。
先日歩いているときに金子さんという方と話し込み、農園を一緒につくろうと勧められた。
普段なら話を聞いて終わりだったかもしれないけれど、コロナウイルス渦中で運動不足を解消したかったのと、新しいことをしてみたい気分だったので畑の一画を借りることにした。
借りた畑の一画
草を刈って、畝をつくって、苗を買って(時期的に苗からになった)、植えた。
同じ土地を借りている人とお話をしたり、家族で様子を心配したり、さっそく日に焼けて首が痛くなったり
元気よく、そだってほしい。
勉強しよう。
韓国語が勝手に翻訳されていた
ZOOM飲み会 という名のテレビ電話が主流になってきて、わたしも何回か参加している。
だれかに誘われるとうれしくて、はじまる前のそわそわした感じと参加ボタンを押す時の緊張感が好き。
でも、話している人が誰かを示してくれる黄色い枠が自分の画面に光ると、なにか意味のある言葉を発さないといけない気がして、なんとなくつかれてしまう。
それでも久しぶりの人と話す機会が増えて、いいブームだな、と思ってる。
イ・ランの神様ごっこを買ったときに付いてきた本(韓国ではCDと本が一体になってるのが主流らしい)の歌詞ページに、「家族を探して」という曲がある。
大学の第二外国語ですこし勉強したハングルを思い出しながら歌詞を読み上げていたら、携帯の辞書が起動していた。
ハングルで読み上げた音がサランハグされちゃった。
春の山が一番好き
天気が良い
春の山、めちゃくちゃ好きだから見に行きたいな。
山が見えるところで暮らしていたら、と思う。
京都の春の山
足利の春前の山
飯能の五月の山
秋田の夏の山(遠くに)
ダムを囲う夕焼けの山
佐渡の五月の山(山?)
角館の春の山
安蘇の秋の山(壮大…!)
鵜原の冬の山(山じゃない)
圧倒的に春の山が好きだな、明るくて穏やかでしあわせな気持ちになる~~~
山が見えるところに住みたい。
今、私はそこそこの都会にすんでいて、たまに行くからきれいと思うのかな、住んでたら変わってしまうのかな、と思ったりもする。
去年のゴールデンウィークに秋田に一人で行った時、そこに住んでる叔母さんにそのことを伝えてみたら、
「毎日住んでいても飽きないよ!きれいだな~って思うよ」
と迷いもなく答えるから、泣きそうになったのを覚えている。
ハイキングしたい😭
家でなにをするか③
日曜日。
朝(といっても11時30分、よく寝れてしあわせ)
起きてカーテンを開けると、雪が積もっていた。大粒の雪が次から次に降っていて、まだまだ積もりそうな感じだった。
3月29日
雪が降るくらいだから家の中も寒くて、布団に潜りながら「今日なにをしようか」と考えた。
いつもは平日のうちにやりたいことを決めておくか、特にやることが無い日もとりあえず外に出てふらふらとしてるので、「今日なにをして過ごすか」を考えることは久しぶりで、なにか特別な日のように思えた。
昨年買った籐が家に眠っていることを思い出して、籐を編んでかごをつくることにした。
そう決めながらも布団のなかでうだうだしていたら、あんなに大粒だった雪が雨にかわっていた。
白いふわふわの地面が汚くなることに焦りを感じて、お父さんから頼まれた大根と白出汁を買いにいくついでに近くの用水路まで散歩した。もう道路の雪はすっかり溶けていた。今が見頃の桜並木を歩いている人はわたしとカメラを持ったおじいさんしかいなくて、なんだか可愛そうな気分になった。
家に帰って昨日の2D木彫りの熊の上面にお花を彫って水彩絵の具で色をつけてみた。
かーなりポップな熊ができあがった。
普通にかわいい…。
ということで、2日間かけて木彫りの熊に熱中していたので、籐のかご編みは延期となった。
新しいことをやるには気力がいるよね。
家で何をするか
平日は仕事にいって、土日はほとんど家にいない。電車で遠くまで行ったり、温泉やサウナに行ったり、都内をふらふらしたり、お金がないときでも絶対に絶対に外に出て、遊んでる。
そんなわたしが今回のコロナウイルスへの対応「外出の自粛」で、久~しぶりに一歩も家にでない土日を過ごしている!
せっかくだからまずはやっぱり部屋の片付け
◆出てきたもの
マフラーキットの編み図
わたしはよく何段編んだか忘れてしまうので
左のメモのようなものに正の字で記している
(そんなことしなくても、目を数えたらわかるんだけどね。面倒くさがりが出ています)
脚を固定するやつ。
3年前の会社の帰り道、バスを降りるときに足を踏み外して靭帯損傷。
わたしの足形をとって作って貰ったものなので、愛着が湧いて捨てれなかった。
他、小学校の時のプロフィール帳や成績表、バンドスコアなど様々な思い出の品が出てきて進まない片付け。
そんなところに出てきたのが、
「彫刻刀」!
何かを彫りたい気持ちに刈られて、居てもたってもいられない。家にあった廃材と工具をかき集めて「木彫りの熊」を作ることにした。
つづきます
家で何をするか②
木彫りの熊って、昔からの家には必ずあるよね。
本場は北海道なのかな?旅行の時に見つけて値段を見たら高くてびっくりしたのを覚えている。それ以来、木彫りの熊への憧れが強い。
木彫りの熊だったら一番左の木かな~と思ったので、まずはのこぎりで大体の形をとる。
固い… めちゃくちゃかたい。よく見たら繋ぎ合わせの木だし、この調子じゃわたしの肩が終わりそうだったので、この木は断念。
続いて円柱状の木を掘ってみるも、これも固い。というか立体の木をどう切ったらあの熊の形になるかわからない…!
ということで、泣く泣く木彫りの熊を諦めて、平面の木に熊の絵を描いて掘っていくことに…
- 描いた絵をとりあえず三角刀で掘る
- まわりを丸刀でけずる
ちょっと浮いてきた…
- よくわからないけれど、とりあえず色々な彫刻刀を試しながら浮き出る感じにしてみる
ちょっとずつ…
指が痛くなってきたので、おわり~
これも固い木だった…
木材に色を塗るにはなにがいいんだろう?
水彩絵の具とアクリル絵の具と油絵の具は家にある。専用絵の具がいいのだろうか…?
仕上げはニスを塗ってつやつやにしたい。
何かを作るとき、ネット上には沢山の情報があるけれど、せっかちだし、わからないことをやってみたい気持ちが強く、敢えて見ないようにしている。一回やってみて、その後に答え合わせの感覚で調べる。
彫刻刀の使い方がものすごく間違っていた。
きっと、都度しっかり調べる人が上達していくのでしょう…なにごとも。
こんな感じで一日が終わった。(本当は少しだけ、家の周りを自転車でサイクリングしてしまった。桜がきれいだった。)
明日はなにをしよう…?